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2009年7月7日火曜日

パワーLEDを試験点灯

CreeのMC-E。クワッドダイなのでめっさ明るい。

以前届いたLEDの試験点灯。

このLEDはシリアルクワッドダイ(発光ダイ4つが直列)なのでVf(順電圧)は3.3×4=13.2[V]、電流は約490[mA]流したから、LED単体では約6.47[W]で駆動。データシートによると、490mA駆動時の明るさは約430[lm]。
ってことは発光効率は66.5[lm/W] (@490mA) ということになる。
うーん、明るさは最大で40ワットの白熱電球くらい出るんだけど、効率は意外と悪い...。普通の蛍光灯くらいの効率。
効率のいい蛍光灯が90lm/Wくらいなのでそれには到底かなわない。
これにさらに点灯回路での損失もある...。

クワッドダイのLEDは単体で発光量が大きいかわりに定格電流も小さいし効率も悪い。お互いの熱で効率を落とし合ってしまう。
シングルダイならもっと効率がいいんだけど、明るさが欲しい場合はいくつも使わないといけない。悩むところ。このLED高いからあんま買えないし...。

あと、このLEDの色binがニュートラルホワイトってのも効率が悪い要因のひとつ。ニュートラルホワイトはクールホワイトよりも色温度の低い(=赤みがかった、暖かい)ホワイト(色温度は3,700~5,000[K])のことで、クールより演色性が高いかわりに効率は落ちてしまう。でもここは演色性を優先する。

演色性ってのはどれだけ幅広いスペクトルを含んでいるかの指標?で、対象物の見やすさのこと。
蛍光灯や白熱電球よりも演色性が悪いのがLEDの弱点なので、少しでも演色性の高いニュートラルホワイトを選んだ。もっと色温度の低いウォームホワイトってのもあるんだけど、暗く感じてしまうのと、見てて暑苦しい。

効率はさておき、このLED、明るくていい色!

2009年5月31日日曜日

照明に最適なLED

先日届いたLEDたち。
手前のふたつは約9.5Wで40Wの白熱電球ひとつぶんの明るさが出るCree社のパワーLED。4つのダイがひとつのパッケージになっている。
色はニュートラルホワイトという、クールホワイトよりも暖かめの(=色温度が低い)白色にした。蛍光灯で言うと昼白色。
照明用の光は色温度が低いほど演色性が高く、対象物が見やすい。

色温度が高い光は青白すぎて見てるだけで寒い。冬なんか最悪なのだ。
一年中快適で見やすい照明ってことでニュートラルホワイト。

値段は日本円でひとつ2000円!
だから、再利用できるように接着はしない。ネジ止めだけにすることにした。

これを使ってLED照明を作る(予定)。