以前届いたLEDの試験点灯。
このLEDはシリアルクワッドダイ(発光ダイ4つが直列)なのでVf(順電圧)は3.3×4=13.2[V]、電流は約490[mA]流したから、LED単体では約6.47[W]で駆動。データシートによると、490mA駆動時の明るさは約430[lm]。
ってことは発光効率は66.5[lm/W] (@490mA) ということになる。
うーん、明るさは最大で40ワットの白熱電球くらい出るんだけど、効率は意外と悪い...。普通の蛍光灯くらいの効率。
効率のいい蛍光灯が90lm/Wくらいなのでそれには到底かなわない。
これにさらに点灯回路での損失もある...。
クワッドダイのLEDは単体で発光量が大きいかわりに定格電流も小さいし効率も悪い。お互いの熱で効率を落とし合ってしまう。
シングルダイならもっと効率がいいんだけど、明るさが欲しい場合はいくつも使わないといけない。悩むところ。このLED高いからあんま買えないし...。
あと、このLEDの色binがニュートラルホワイトってのも効率が悪い要因のひとつ。ニュートラルホワイトはクールホワイトよりも色温度の低い(=赤みがかった、暖かい)ホワイト(色温度は3,700~5,000[K])のことで、クールより演色性が高いかわりに効率は落ちてしまう。でもここは演色性を優先する。
演色性ってのはどれだけ幅広いスペクトルを含んでいるかの指標?で、対象物の見やすさのこと。
蛍光灯や白熱電球よりも演色性が悪いのがLEDの弱点なので、少しでも演色性の高いニュートラルホワイトを選んだ。もっと色温度の低いウォームホワイトってのもあるんだけど、暗く感じてしまうのと、見てて暑苦しい。
効率はさておき、このLED、明るくていい色!
効率はさておき、このLED、明るくていい色!
1 件のコメント:
キレイ!
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