2009年11月27日金曜日
理大祭について ちょいちょい詳しく
少し時間が空いてしまいましたが、理大祭について少し詳しく書き込みます。
液体窒素の実験は、基本的な目的としては普段身近に触れる機会の無い液体窒素に慣れ親しんでもらうといったもので ブースに来てくださる人の多くが近くに住む小学生ということも例年あるので小難しいものよりも分かりやすいものが中心となっていました。例を挙げると、ビニールホース、スーパーボール、空気で膨らませた風船といったもので、どれも液体窒素に突っ込んで凍るのを見て驚いてもらうというものです。 ただ子供だましと思われるのも癪なので、くだらない、つまらないと思われてるなと思ったら「水分を含まないはずの、ビニールやゴムが硬化している理由はなぜだと思いますか?」といった質問を投げかけてみたり、と多少工夫もしてみました。上でゴムやビニールが~凍るのを~と書きましたが正確には凍っているわけではないんですね。それと全ての方に見せることはできませんでしたが、自作のホタル回路に電池をつなぎ、電池部分のみを液体窒素に浸し、冷却、電池内の化学反応を抑制し、最終的には通電しなくなるというものも行いました。これは比較的年齢が高い方々にも受けが良かったように思えます。
また、液体窒素は使うのですが、違う実験(体験?)として超電導物質を使い磁石の上で浮遊、レールの上を浮いたまま動かすというものを行いました。これは当初我々ぶっけん部員(先輩方を含まず)も説明できない部分がほとんどで、特に初日にいらっしゃった方々にには本当に失礼をしました。ごめんなさい、純粋に浮いてるの眺めて楽しんでました。が、スタッフである以上ただ放置というわけにもいかず、先輩に聞いたりインターネットで調べたりして、徐々に理解し(付け焼刃ですが)、多少の質問には答えることができるようになりました。後で部員同士で「時間が経つにつれて、(部員の話す)説明が増えていったよね。」という話になったのにはちょっと笑えました。
ロボットはお父様方、あるいは男の子が主でしたが、興味を持っていただいた方に動かしてもらい少しでも面白いと思っていただければいいかなというスタンスでした。結構ちょこちょこと動かす方がいたので成功ではないかと思います。ただ、本番の大会で負けた理由である(他にもあるけど)左足駆動部分の芋ねじが何度かはずれやや焦った場面もありました。六本の足をせわしなく動かす姿がかわいい、ときれいなお姉さんにも多少受けていたのがvalとしてはうれしかったです。
全体的に予想以上に来場者が多く成功だったと思います。ホタル回路のキットも結構売れたし。個人的には忙しかったですが、楽しく、超伝導の件は、物理や日々の座学へのモチベーションが上がり、良かったです。もともと楽しかったはずの物理に楽しみを見出せなくなってた自分に気づかされ反省しました。
最後になりましたが、手伝ってくださったOBの方々ありがとうございました。それを横目に休憩したりしてすいませんでした。
長文失礼しました。valdaでした
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